01/25 01:59 UP! 新大久保カムジャタン2大巨頭SOUMA(ソウマ)(26歳)
舌に触れたとたん、その複雑で濃厚な味わいが口いっぱい、脳いっぱいに広がる赤い汁。
新大久保には食べた人を狂わせてしまう伝説的なカムジャタンを出すお店が2つあると言われています。
カムジャタンがどんな食べ物かというと、写真の通りです。
今日は新大久保に通いだして6年の私からカムジャタン2大巨頭を紹介します。
〜松屋〜
新大久保駅から職安通り側に出て、東新宿方面に歩くとそのお店があります。牛丼は出ません。
ここのカムジャタン、旨すぎるんです。旨いと言う言葉は本来称賛する文脈で使うものですが、ここでは諸刃の剣的な意味合いで使っています。それほどまでにこの旨さを知ることにはリスクを伴います。
特筆すべきは圧倒的な肉の味の濃さと容赦ないニンニク量、そして口にまとわりつく汁の粘度にあります。逃げられないんです、旨味から。脳が侵されていく感覚を味わえます。好意のある人に会う前は食べないようにしましょう。
〜宋家〜
松屋のカムジャタンを剛とするならばここは柔。攻めならば守り。ドーパミンではなくオキシトシン。非日常ではなく日常。そんなカムジャタンです。
今回の三大巨頭の中で圧倒的女子ウケを誇ります。店員の愛想の良さも群を抜いている。
辛いのが苦手な人は辛くない味も選べる、まさに家庭の味。器の広さが違います。
ここまでは優しい印象の宋家。実は強烈なパンチを持っています。締めのご飯炒めセットです。
残った汁にご飯、韓国海苔、胡麻油etc…破壊的な一撃を最後に打ち込んできます。本来優しい味であるべき締めがもっとも凶悪な味。セオリーだけではこの世界では生き残っていけないと教えてくれます。
この記事を読んだら是非冬のうちにどちらかに行ってください。脳みそに来る食事、新体験だと思います。皆様も是非。
余談ですが、イケメン通りのソジュハンザンには隠れカラオケ部屋があるんですよ。韓国人の友達とちょこちょこ行くのですが、韓国男性は必ず雪の華を歌います。