↑ガリガリのネコさんみたいな生き物

＊＊＊＊3月の性病検査の結果＊＊＊＊＊
陰性だったのだ。
※前回のあらすじ
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現地までは車で15分くらいと聞いた。

距離的には割と近いと思っていたのだが、
150キロくらいのスピードで15分くらいだった。

猛スピードの車内の中では、座席のわけわかんない部分を思いっきり握ってなんとか失神を免れた。

そんな高校時代の松坂大輔のような速度でクリーニング屋に向かうとは聞いてない。

サイトウさん、さっそく危ない目に合っちゃったよ。

とまあ、膝が震えながらなんとか現地に着いた。

クリーニング屋での業務内容は、
「わからん」の一言に尽きる。

なぜなら、英語がよくわからない上に、
洗濯機も洗剤もよくわからない。
しかもそれでもいいという謎の指示が店長からきたためである。

とにかく、全てにおいてよくわからないままお店に居座り続ける日々が始まった。

とは言っても、特にやる事もなければお客さんも来ないので、近所の子供たちに算数を教えたり、ガリガリに痩せてる謎の動物を見せてもらったりして過ごす毎日が始まる。

ーそんなある日、お店に18歳の女の子が来た。
もちろん下心満載である。

どうやらその子はお金持ちと結婚したいらしく、暇な中国人がいるということで僕に話しかけてきた。

そして頼んでもいないのにいきなり、「私と結婚するにはリスト」を用意して、勝手に条件を付けてきた。

これは後日判明した話なのだが、その子はお金持ちなら誰でもいいと常日頃から言っていたのだが、その子からしたらどうみても僕がお金を持ってるようには見えないらしく条件をつけたらしい。やはり地元の盆踊りのTシャツがダサすぎたのだろうか…

とにかく、そんなこんなでかぐや姫みたいな展開になったので、面白そうだからその条件を一つ教えてもらうと、”強い"ということが挙げられた。

ということで、自分の実力を示すべく、
そのかぐや姫に強いところを見せようと、
近くにいた年齢で言うと大学生くらいの青年と相撲を取る事になった。

ー結果について言及するのは野暮であろう。
大事なのは試合内容であって、勝ち負けにこだわるのは古い考えである。

"極端な成果主義は、モチベーションの低下とプレッシャーによってなんかあんまよくない"って、なんかの記事で読んだ覚えがあるのだ。

難しい話は、えらい人の本読め。