ご指名いただいているのは、僕のほうなのに
「私なんかで大丈夫ですか？」って、不安そうに聞かれることがあります。

そんなとき僕は胸がぎゅっとなります。

それってきっと、僕に気を遣ってくださって
いるからですよね。
優しい人ほど、自分のことを後回しに
してしまう。

でもね、
本当は、そんなふうに優しくて
思いやりのあるあなたに
僕のほうこそふさわしいのかな
って思ってしまうんです。

日々、いろんなことを抱えながら
頑張っているあなたが
ふと肩の力を抜きたくなったとき。
誰かにそっと甘えたくなったとき。
そんなときに思い出してもらえる存在で
いたいなって思います。

帰る場所って、物理的な場所だけじゃなくて、
心が少しほぐれるような「誰か」でも
いいんじゃないかな。

僕はそんな素敵なあなたの“帰れる場所"で
いられたら、すごく幸せです。

「私なんかで…」なんて、思わないでください。
あなたが指名して会いにきてくれることが
本当に嬉しいです。