ふだんはバリスタとして
一杯のコーヒーを丁寧に淹れる時間を大切にしてるんだけど
女風セラピストとして過ごす時間も
それとちょっと似てるんだ

空間の温度
照明の柔らかさ
君の呼吸のリズム
肌の香り

それらを感じながら
「今この瞬間、何が必要か」を丁寧に見極めていく

最初は緊張していた君が
僕の手のひらの上でふっと力を抜いてくれる瞬間

それはまるで
熱々のカップからふわりと立ちのぼる香りみたいに
とても静かで
でも確かに心を満たしてくれるんだ

癒されることも
甘えることも
ちょっとエッチなことも
全部まるごと大丈夫だって思ってもらえるように

コーヒーの余韻みたいに
じんわりと
君の中に残る夜をつくれたら嬉しいな