監修:青山翔輝(OASIS GROUP代表) 編集:OASIS JOURNAL編集部
この記事の答え
セックス中に女性が「痛い」と言ったら、まずはすぐにやめて、責めずに気持ちを聞くことが大切です。痛みの理由は、準備や緊張のほか、身体の病気が関係していることもあり、男性が原因を決めつけることはできません。痛みが続く、くり返す場合は、婦人科の受診をすすめ、一緒に向き合う姿勢を見せましょう。
この記事で分かること
- 「痛い」はすぐにやめる合図
- 痛みの理由はさまざまで、医療が必要なこともある
- 男性ができる配慮と受診のすすめ方
「痛い」は、すぐにやめる合図
セックスのときに「痛い」と言われると、男性は「下手だと思われた」と落ち込んだり、焦ったりしてしまうかもしれません。けれど、いちばん大切なのは、その言葉を聞いたらすぐに動きを止めることです。
女性用風俗(女風)の現場でも、相手が少しでも痛みや不快を感じたら、無理に続けないことが鉄則です。痛みを我慢しながらのセックスは、身体だけでなく心にも負担を残し、「またあの痛みがあるかも」という不安につながってしまいます。
痛みが起きる理由はさまざま
セックスのときの痛み(性交痛)が起きる理由は一つではありません。
- 気持ちや身体の準備が追いついていない:緊張している、急いで進めてしまった
- 乾燥やこすれ:体調、ホルモンの変化、薬の影響などで起きることもあります
- 不安や過去のつらい経験:身体が自然にこわばってしまうこともあります
- 病気が関係している場合:感染症や婦人科の病気など、治療が必要なこともあります
大切なのは、男性が原因を決めつけないことです。「準備が足りなかっただけ」と思い込まず、続くようなら医療の力を借りることを考えましょう。
その場で男性がするべきこと
- すぐにやめる:「ごめんね、大丈夫?」と声をかける
- 責めない:「なんで?」「さっきまで平気だったのに」は言わない
- 身体を気づかう:楽な姿勢をとってもらい、寄り添う
- 気持ちを聞く:話したくないときは無理に聞かず、そばにいる
その日はそれ以上進めず、抱きしめたり話したりして過ごすのも大切な選択です。
日ごろからできる配慮
- 急がない:前戯は準備ではなく、それ自体が大切な時間です(前戯のやり方)
- 言葉で確かめる:「痛くない?」「大丈夫?」と途中で聞く
- 潤滑剤(ローション)を用意する:乾燥によるこすれをやわらげる助けになります
- 「痛い」と言いやすい関係をつくる:言ってくれたら「ありがとう」と返す
婦人科の受診をすすめるべきとき
次のような場合は、婦人科への相談をすすめてください。
- 痛みが何度もくり返す、だんだん強くなる
- セックス以外のときにも痛みや出血、においなどの変化がある
- 痛みのせいでセックスが怖くなっている
すすめるときは、「あなたのせいだよ」ではなく、「つらい思いをしてほしくないから」と伝えましょう。受診についていく、予約を手伝うなど、二人の問題として向き合う姿勢が安心につながります。
よくある質問
Q1. 痛いと言われたのは、自分が下手だからですか?
そうとは限りません。痛みの理由はさまざまで、体調や病気が関係していることもあります。自分を責めるより、相手の身体を気づかうことを優先してください。
Q2. 彼女が痛みを我慢しているように見えます
「痛かったら、いつでも言ってね。やめても大丈夫だから」と、言いやすい空気をつくってください。我慢させないことが、いちばんの配慮です。
Q3. 男性側が痛みを感じることもありますか?
あります。男性の場合も、痛みが続くときは泌尿器科などの医療機関に相談してください。
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