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03/24 18:24 UP! 写メ日記連続小説15ISSEI(イッセイ)(31歳)

ISSEI(イッセイ) 写メ日記連続小説15
↑たしかこんなシャツ着てた気がする

******前回のあらすじ******
同い年くらいの男の子と相撲を取って負けた。いつもより朝ごはんを少なめにしてたからだと思う。
*******************

ほんとに余裕でなんの見どころもなく負けた。


そもそも、相撲という競技について僭越ながら述べさせていただくと、日本の国技を銘打ってはいるものの、学校の授業とかでやらない上、なんならちょっと危ないからやったら怒られちゃう競技である。

つまりこの敗北はしょうがないと思う。
自分に甘いのではなく、客観的な解釈として今回の敗北はしょうがないのである。
環境の生んだ敗北である。


ー恐らく、よっぽど僕が弱いと思ったのであろう。

かぐや姫・竹子(仮)から、「私の弟と相撲を取ってみて」と、ヤンキー漫画の強キャラっぽい提案をされる。

誠に残念である。
竹子(Tシャツがダサい)の弟は当時14歳である。

14歳という若さで大けがを負うなんて、
相手の親御さんになんと伝えればいいのやら。

果たして、「うら若き可能性を潰してしまってすまんなー!」で許してくれるものだろうか・・・

とにかく、約14歳vs約20歳というトリッキーな展開ではあるが、一人の侍として勝負を断ることなど出来るわけがない。

大和魂を見せつけるいい機会だと思ったので、命を懸けたデスマッチを了承する。




結果・・・



14歳と相撲してめちゃくちゃいい勝負の末、ギリ負けた。

たぶんあの子なんかやってたと思う。
経験者はずるい。絶対素人じゃないアイツ。

ていうかそもそも、僕は二試合目なのだ。
疲労とかを加味した戦い方をしていたし、その土地の湿度とかにも慣れていなかった。
つまり勝敗に関しては、公平に審査できない部分がある。

結果は負けであったが、内容については勝っていたと思う。

ちなみに、勝負には負けたが必死感がなんか面白かったという事で、まだ婚約者候補には残っているらしい。

なんか俺が竹子(素手でパステルカラーのデカい虫を触れる)を好きみたいな空気が出来上がっているのが納得できないが、ものすごく悔しかったのは覚えている。

というか、竹子(ビーサンなのに足めっちゃ速い)も俺のことを好きじゃないと思う。
俺のことをおもろい中国人みたいな目で見ているのはなんとなく気がついた。


ちなみに、その夜はお風呂で泣いた。

(BGM:ゆず「栄光の架け橋」)

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