女性専用風俗【ハプニングスプラッシュみちる本店】

↑アホの思い描くダンスチーム
※実際はみんなデカくてこわかった

＊＊＊＊＊前回のあらすじ＊＊＊＊＊＊＊
6個くらい年下の男の子とのリベンジマッチが決まる。ていうかそもそも負けてねーし。
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興奮しながらサイトウさん邸に着く。

今日の事を血走った目でサイトウさんへ報告する。
するとサイトウさんは微笑みながら、
「おもしろそうですね。私もお客さんを連れて観にいきますよ」と、優しい語り口調で最悪な返答をした。

なんでそういうことすんの？

サイトウさんはともかく、
遠路はるばる連れてきたお客様にしょっぱいものなんて見せられやしないと、普段は見せない責任感が生みたくもないのに生まれた。

急いで竹子にメールをし、
「僕の友達（サイトウさん）も見に来ることになったから当日は楽しい感じの会にしてくれ」と頼む。

すると二つ返事で竹子から、
「わかったお！地元のダンスチームに声をかけるお！」と心強い返答が来る。

地元のダンスチームってなんだよ…？

俺の地元にダンスチームがないことがバレるとまたバカにされるので、カッコつけマンのいっせいは、とりあえずわかってる風に「ありがとな」と言っておいた。

ー当日までに竹子とプログラムを組む。

地元のダンスチーム、地元の合唱隊、竹子のスピーチを用意し、当日は竹子の彼氏にも協力してもらうよう段取りを組んでもらう。

地元全面協力の遥かなるスペクタルでお送りしそうなアレである。そんな感じです。はい。

キングダムの撮影もきっとこんな感じだったんだろうなと思う。

「気持ちわかるよ、山崎◯人？」

元々は竹子のせいでこんなことをやる羽目になったのだが、一生懸命仕事をしてると敵も味方も忘れるものである。

きっと山◯賢人もこんな感じで撮影に臨んだと思うと、勇気が湧いてくるではないか。

というかなんでこの国の人たちは昼間から時間が自由に使えるのだろう。全員FIRE済なのかもしれん…


ーこの国で初めての大仕事である。

なにせ、サイトウさんとそのお客さんに楽しんでもらうのだから////

サイトウさん（疲れると急に地面に座り出す）を思いながらめちゃくちゃ準備して当日を待つ。

もしかして、これが恋ってやつなのか…？

お、俺は、サイトウさん（何もないところで転ぶ）のことが…