04/15 21:40 UP! 夢追い人と母②ISSEI(イッセイ)(31歳)
※写真は実家にあった本。なぜ撮ったのだろう。というか何故買ったのだろうか。
僕の母は夢追い人である。
僕が社会人になり自立してからというもの、
時間を持て余したのだろう。
母はやりたいことができたらしく、遠方に住んでいる。
単身で遠くに住む母に、なぜ実家を出たのかを聞いたところ、「私にはこの家は狭すぎる」との回答が返ってきた。
家狭いことに気づくのに25年かかったの?
そんなロックンロールを勘違いしている母であるが、時折実家に帰ってくることがある。
その時は、"家族で会わないといけない"という暗黙のルールが存在する。
ただ、先日の件もあり、母からの連絡を無視していたため、母が帰ってくることに気がつくのに時間がかかってしまった。
ということで、家族からの強烈なバッシングを受けながらも実家に集合することになった。
実家で特にすることもないので、久しぶりに中学の同級生女子から連絡があって喜んでいたらマルチだった時のような虚ろな瞳でテレビを見ていると、母は自分の携帯から厳選した面白画像を僕に見せてきた。
そのマルチだった同級生が、「いっせいくんのことを昔は好きだった」と、コピペ丸出しの文章で送ってきた時のような顔で、
「それ全然面白くないよ」と言うと、
母は少し悩んでから、
「じゃあとっておきの面白画像を見せるね」と言い、
さっきとまったく同じ画像を見せてきたので、思わず吹き出してしまった。
さすがは親である。
僕の弱点を知っている。
笑ってしまったら負けなので、
後日、母の行きたいところに行くことになった。
余談ではあるが、その同級生の女子に7%くらいは可能性を感じていたのはまた別の話。
僕の母は夢追い人である。
僕が社会人になり自立してからというもの、
時間を持て余したのだろう。
母はやりたいことができたらしく、遠方に住んでいる。
単身で遠くに住む母に、なぜ実家を出たのかを聞いたところ、「私にはこの家は狭すぎる」との回答が返ってきた。
家狭いことに気づくのに25年かかったの?
そんなロックンロールを勘違いしている母であるが、時折実家に帰ってくることがある。
その時は、"家族で会わないといけない"という暗黙のルールが存在する。
ただ、先日の件もあり、母からの連絡を無視していたため、母が帰ってくることに気がつくのに時間がかかってしまった。
ということで、家族からの強烈なバッシングを受けながらも実家に集合することになった。
実家で特にすることもないので、久しぶりに中学の同級生女子から連絡があって喜んでいたらマルチだった時のような虚ろな瞳でテレビを見ていると、母は自分の携帯から厳選した面白画像を僕に見せてきた。
そのマルチだった同級生が、「いっせいくんのことを昔は好きだった」と、コピペ丸出しの文章で送ってきた時のような顔で、
「それ全然面白くないよ」と言うと、
母は少し悩んでから、
「じゃあとっておきの面白画像を見せるね」と言い、
さっきとまったく同じ画像を見せてきたので、思わず吹き出してしまった。
さすがは親である。
僕の弱点を知っている。
笑ってしまったら負けなので、
後日、母の行きたいところに行くことになった。
余談ではあるが、その同級生の女子に7%くらいは可能性を感じていたのはまた別の話。