文:青山翔輝(OASIS GROUP代表・セラピスト) 編集:OASIS JOURNAL編集部
この記事の答え
同意は最初に1回取れば終わりではなく場面が変わるたびに小さく確かめて積み重ねるものだと僕は考えています。お風呂に入るとき。触れ方を変えるとき。痛くないか嫌じゃないかを一言聞く。途中で嫌になったらいつでもやめていいし黙っていることは同意ではありません。女性が何をされたくないかを知ることが相手を大切にする第一歩です。
この記事で分かること
- ニュースを見て思ったこと
- 同意は積み重ねるもの
- 僕が毎回している小さな確認
- 色気を消さずに確かめる
- 嫌なことを知るのが相手を大切にする第一歩
- 男性のみなさんへ
最近
有名な方が同意をめぐって逮捕された
という報道がありました。
事件のくわしいことは
僕には分かりません。
なので事件そのものには触れません。
ただ同じ男性として
そして女性に触れる仕事を
長く続けてきた者として
考えたことがあります。
今回はそれを書きます。
同意は積み重ねるものです
同意というと
最初に1回「いい?」と聞いて
「いいよ」と言われたら終わり。
そう思っている男性は
多いと思います。
でも僕は
同意は1回で終わるものではなく
積み重ねていくものだと考えています。
部屋に入るか。
お風呂に一緒に入るか。
どこに触れるか。
どれくらいの強さか。
場面が変わるたびに
女性の気持ちも変わります。
さっきまで大丈夫だったことが
今は嫌になっているかもしれません。
だから
そのたびに小さく確かめる。
それが本当の同意だと思います。
そして覚えておいてほしいことが
3つあります。
途中で嫌になったら
いつでもやめていい。
黙っていることや
体がこわばっていることは
同意ではない。
お酒などで
判断できない状態のときは
同意にならない。
僕が毎回している小さな確認
仕事では
必ずワンクッション挟んでから
次に進みます。
「一緒にお風呂入ろうか」
「これ痛くない?」
「嫌じゃない?」
いきなり何かが始まる
ということはありません。
これはもう癖になっていて
プライベートでも同じです。
女性が嫌なことをしないように。
必ず確かめてから進みます。

色気を消さずに確かめる
「でもいちいち聞くのは
色気がないのでは」
と思う方もいると思います。
たしかに
「今からしていいですか」と
書類のように聞くのは
お互いに気まずいです。
大事なのは
聞き方です。
目を見て
やさしい声で
短く聞く。
「大丈夫?」に「うん」と返ってきても
表情が硬ければ止めます。
「大丈夫?」の一言は
雰囲気を壊すものではありません。
むしろ女性は
「この人は私を見てくれている」と
安心してくれます。
安心できるから
力が抜ける。
力が抜けるから
気持ちよくなれる。
確かめることは
色気の敵ではないと
僕は思っています。
嫌なことを知るのが相手を大切にする第一歩
もう一つ大事なことがあります。
女性が何を嫌がるのかを
知っておくことです。
この触れ方は痛い。
この場でこれをされるのは嫌。
この言葉は怖い。
これが分かっていれば
相手を傷つけることは
ほとんど避けられます。
その場で言えなかった「嫌」は
あとから出てきます。
言えなかったのは
女性のせいではありません。
男性のほうが力が強い。
だから女性は
断れないことがあります。
その場で笑っていても
本音は違うことがあります。
だからこそ
男性の側が先に気づく。
それが相手を大切にすることだと
僕は思います。
男性のみなさんへ
女性の身体のことや
嫌なことの伝わり方は
誰かに教わる機会が
ほとんどありません。
僕たちは
女性に触れる仕事を通して
それを毎日学んでいます。
技術というのは
上手に触れることだけではなく
相手の気持ちが分かることだと
僕は思っています。
女性に敬意を持つこと。
小さく確かめ続けること。
それが
これからの時代の
男性の最低限のマナーだと思います。













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